テレワークをするときの座り方、床座りってどうなの?について解説します。
結論から言うと、床座りは、極力避けた方がいいです。
なぜなら、床座りを長時間実施すると、日常生活の最大の敵である”腰痛“になるリスクが大きくなるからです。
一度腰痛になると一生付き合うことになるって聞くし、対策できるなら対策しておきたいな…
床座りは腰痛の原因になってしまう
なぜ、床座りをすると、腰痛のリスクが大きくなるのでしょうか。
床に座るときの座り方は、多くの場合、胡坐か体育座りのような形になると思います。
(長時間、正座するには厳しいですよね…。)
胡坐や体育座りをすると、自然と骨盤が後ろに倒れる形になるので、猫背になりやすくなるのです!
また、長時間猫背をしていると、腰痛の原因だけではなく、胸が広がりづらく、呼吸が浅くなって集中力の低下から、効率の悪化にもつながってしまいます。
全くいいことなしですね。
どうしても床座りするしかない場合に気を付けること
座り方を意識します。
猫背にならないようにするためには、骨盤を立てる形になるようにする必要があります。
そのためには、座椅子を活用したり、座布団をいい位置において、背筋が伸びるような座り方ができる方法を見つけてください。
また、こまめに姿勢を整えることも大事になります。
- 骨盤を立てるを意識した姿勢が大事!
- こまめに姿勢のチェックで腰痛リスク回避を!
ついついテレワークで集中してしまうと、姿勢が崩れたまま作業を続けてしまうことがあると思います。
スマートフォンやキッチンタイマーで一定時間ごとに時間を区切って作業をするのは、ポモドーロ・テクニックの観点でも有効です!
ポモドーロ・テクニックは、25分の作業セッションである「ポモドーロ」と、5分間の休憩を1セットとして、4セット繰り返したら長い休憩をとる、みたいな集中力を高める時間管理方法ですね。
別記事で詳細をまとめていますので、興味があれば、見てみてください。
姿勢を意識していても、ローテーブルの高さがあっていないと、顔がモニターに近づいて行って、どうしても猫背になりやすくなってしまいます。ローデスクの高さを調整する製品もありますので、活用して、自分に合った高さにすることが大事ですね。
おすすめのPCデスクの選び方
長時間、PCで作業をする場合は、机と椅子を用意するのが良いと思います。
では、PCデスクってどのようなサイズが最適なのでしょうか。
最適なPCデスクのサイズは、ズバリ以下の数値です。この値を参考にデスクを選んでいただきたいです。
高さ:70cm
1971年にJISにより、デスクの高さは日本人の平均身長に合わせて700mmが標準と規定されました。ただ、50年近くたった今、日本人の身長も高くなり、当時の基準で計算しなおすと、高さは720mmが推奨となります。
しかし、これは、デスクで書類作業をする場合であり、キーボード作業をする場合は、数cm低い方が肩への負担が抑えられます。よって、70cmが最適だと考えます。
幅:60~80cm
デュアルモニタをしたりする場合は100cm程度は必要ですが、シングルモニタで作業をする場合は、デスクワークするだけであれば60~80cmあれば十分だと考えます。ただ、幅については、広ければ広いほどいいので、予算と相談する部分になります。
奥行:50~60cm
キーボードは20cm弱、モニタのスタンドも20cm程度と考えると、40cmあれば最低限の奥行は確保できます。しかし、ゆとりがなさすぎるのも作業効率の低下につながるので、50~60cm程度が最適だと考えます。
このサイズのパソコンデスクであれば、5,000~10,000円程度の価格幅で選ぶことができるのではないかなと思います。
普段使わないのであれば、折り畳み式なんかもオススメです。
このサイズの昇降式のデスクも使ってみたいなと思っています。
おすすめの机については、関連記事に記載しています。
さいごに
今回の記事のまとめです。
- テレワークでの長時間の床座りは腰痛の原因に!
- 床座りをするときは定期的に姿勢のチェックを!
- デスクは高さ70cm、幅60cm~、奥行き60cmで探してみる!