こんにちは、みれーです!
「トラックボール気になっているけど、使いづらそう…」と悩んでいませんか?
そんな方に向けて、トラックボールをオススメする記事を書きました!
- トラックボールってどうなの?
- どんなメリット、デメリットがあるの?
- オススメのトラックボールは何?
本記事ではこのような疑問を解決します!
私はトラックボールのロジクール M570を4つ乗り換えているヘビートラックボールユーザです。
いいところ悪いところを10年かけて体感しているので、実体験を踏まえてご紹介します。
トラックボール遍歴
「ロジクール M570」を4つ乗り換えているといいましたが、実は普段使っているのは、2個目に購入した2016年のものです。
- 2012年購入:チャタリングが発生して再購入
- 2016年購入:一時的に乗り換えたものの、5年たった今でも現役
- 2018年購入:家族が利用中
- 2020年購入:現役ものが寿命を迎えるかもしれないと思い、セールで安くなった時に乗り換え
M570の他に、「Digio2 Q 小型 トラックボール」も使っています。
これは後述するM570の弱点を何とかしたいと思って購入しました。
残念ながら、サイズがM570より一回り小さいのが手に合わず、お蔵入りしています。
M570に比べて、手のひらを置く部分が小さいので、ちょっと疲れてしまうんですよね。
なぜ2016年のものを使い続けているのか
実は、このM570は弱点があります。
それは、クリック音が大きいということです。
会議室で使っていると、カチカチとクリック音が響いて気になってしまい、内職が捗らないということがありました。
会議中は、会議に集中しなって感じだね。
さすがにこれは良くないなと思い、静音化のために分解してクリックのスイッチを取り替えています。
もともと製品についているのはオムロン製のスイッチで、それを中国製の静音スイッチに置換しています。
スイッチの換装と聞くと難しそうだと感じるかもしれませんが、はんだごてとプラスドライバーがあれば誰でも簡単にできちゃいます。
わたしも何十年レベルで半田ごてを使っていなかったのですが、静音スイッチ換装のために半田ごてを購入してチャレンジしたのですが、問題なく実施できています。
結果、カチカチという音がコツコツという音になって、全く響かなくなって、内職に集中できるようになりました。
狙ってはいなかったのですが、静音化したことで、クリックが軽くなったという恩恵もありました。
静音化され、クリックも軽くなったので、2020年に乗り換えた4つ目は、2か月間だけ使って引き出しにしまわれることになってしまったのです。
ちなみに、2018年購入の家族が使っているM570も、静音スイッチに置換して静音化をしています。
やり方は別のこちらの記事で紹介しています。
>> 【図解あり】電子工作未経験者によるM570静音化カスタマイズ
トラックボールのデメリット
良いと言われているトラックボールですが、大きなデメリットが1つあります。
それは、「操作感に慣れていないと、全く操作できない」ことです。
実際に使い始めると、最初は違和感が大きいですが、1日もかからずに操作できるようになると思います。
これは自分で使うときは問題ないのですが、人に使ってもらうときに厄介になります。
自分のPCを使って何かを教えてもらっていたり相談に乗ってもらっているときに、「ちょっと貸して」といって、操作を渡すこと場面ってありますよね。
操作を渡した時に、相手から「えっ…」って言われちゃうんですよね。
デスクトップPCでマウスがトラックボールしかない時は、どうしようもないので、自分で操作しないといけなかったり、話の流れが中断したりみたいなことがあるので、ちょっと残念な部分です。
30名ぐらいいるうちの部門でも、トラックボール利用者は3名程度で、完全な少数派なんですよね。
トラックボールのメリット
なにより手首、肩が疲れにくいということです。
マウスやトラックパッドは、動かすときに手首を浮かす必要があります。
この手首を浮かすという動作は、肩で腕全体を支えることにつながります。
トラックボールの場合は、手のひらをトラックボールに、手首を机に当てています。
手の重さを肩だけでなく、手のひら、手首に分散することができるのです。
また、親指でカーソルを移動させるので、手首を振ることがなくなります。
それによって、腱鞘炎になるリスクも軽減できると言われています。
トラックボールを使っているおかげか、仕事とプライベートを合わせて12時間程度パソコンの操作を毎日していますが、肩こりや腱鞘炎になったことがないです。(完全に個人差があると思いますが。)
腱鞘炎リスクを抜きにしても、手首を移動させずに使えるというのは、本当に楽だと感じています。
おすすめのトラックボール
M570ユーザの私が使ってみたいトラックボールを2つ挙げます。
ロジクール トラックボール M575S
2020年10月28日に発売した、M570の後継モデル。
M570が2010年10月15日に発売されたので、10年ぶりのアップデートとなるトラックボールマウス最新モデルです。
特徴①
M570に比べて、全体的に傾斜が強くなっており、手を自然な形で「乗せる」ことができます。
スクロールホイールも傾斜角度がついているので、指をより自然な位置にホールドできるようになっています。
より手が疲れにくい構造となっています。
特徴②
Bluetooth接続にも対応しているので、Unifyingのレシーバを接続しなくても使うことができます。M570はレシーバが必須だったので、USB type-Aを備えていないデバイスで使いづらいという弱点がありました。
M575であれば、Bluetoothが受信できるデバイスなら、レシーバなしで利用することができます。
特徴③
M575はカラーバリエーションが3パターンあります。
M570は黒の1パターンしかなかったので、この違いは大きいと感じています。
特に、机周りを白ベースで整えている方には、「オフホワイト」をオススメします。
ロジクール トラックボール MX ERGO MXTB1s
最強のトラックボールだと思います。
logicoolには、MXシリーズという人間工学の観点から使い勝手を極めたハイエンドシリーズがあります。
MX ERGOは、そのMXシリーズの一角になります。
ハイエンドシリーズということもあり、価格もMT575に比べて高額になっていますが、その分満足度も高いです。
特徴①
0°、20°で傾斜角度を調整することが可能で、自分がよりリラックスできる状態を作ることができるようになっています。
特徴②
プレシジョンモードボタンで、繊細な動きが可能なプレシジョンモードと高速トラッキングモード゙をシームレスに切り替えることができます。
特徴③
スクロールホイールに、左右のチルトボタンがついています。地味ですが、この違いは大きいと考えています。
試しに使ったことがありますが、操作感は圧倒的にMX ERGOの方が良かったです。
次の乗り換え先は、このトラックボールにしようと決めています!
まとめ
最後に、ご紹介した内容をおさらいしてきましょう。
- トラックボールは慣れるまで使いづらさを感じるけど、1日程度で慣れるので問題ない
- logicoolのトラックボールは、クリック音が大きいという弱点がある
- M575,MX ERGOがオススメ。試してみるなら、M575が良い
トラックボールに興味がある方、意外と簡単になれるので、使ってみてはいかがでしょうか。
一度使うと、とりこになりますよ。
M570の静音化について詳しくまとめた記事については、こちら