テレワークで仕事用のPCと、プライベート用のPCが別々のものを使っている方に、USB切替器を強くおすすめします。
- テレワーク用のPCとプライベート用のPCが別々のものを使っている方
- テレワークからプライベートに移る際に、ケーブルを繋ぎ変えている方
- テレワーク用とプライベート用でマウス、キーボードをそれぞれ用意している方
USB切替器とは、USBスイッチャーなどとも呼ばれる、USBを接続してるPCを切り替える機器です。存在自体もあまり認知されていないように感じています。
USB切替器を利用するメリットと、実際に私が使っているUSB切替器をご紹介したいと思います。
USB切替器をおすすめする理由
USB切替器を利用する一番の目的は、お気に入りのキーボード、マウスを仕事でもプライベートでも共有することです。
USB切替器を利用しないとどのようなことが起こるでしょうか…
マウス、キーボードを共有する場合
仕事が終わってプライベートのことをやろうとする際に、毎回つなぎ替える必要があります。ケーブルの差し替えが面倒で、つなぎ替える際にコネクタの破損のリスクも大きくなります。
マウス、キーボードを共用しない場合
仕事用PCとプライベート用PCそれぞれにマウス、キーボード、その他周辺機器を用意する必要があります。
机の上には、キーボードが2つ、マウスが2つ並ぶことになり、机の上がぐちゃぐちゃになってしまいます。
USB切替器を使うことで、キーボード、マウスなどの入力デバイスが接続するPCを切り替えることができるので、お気に入りのキーボード、マウスを共有する際に大変楽になります。
私の利用しているUSB切替器
手元のスイッチで簡単に接続先を切り替えることができ、外部電源を利用しないところが気に入っています。価格も、他の製品に比べて安い価格というのも魅力です。
接続できるPCは2台で、入力のコネクタもUSB Type-Aが2口あります。
「エレコム KM-A22BBK 一体型切替器」にロジクールUnifyingのレシーバを1つ接続して、トラックボールM570と、静音キーボードK295を使っています。
ロジクールUnifyingのレシーバを接続した状態で利用して1年程度たちます。
今のところ、使用している上で特に問題は発生していないです。
USB切替器には、映像用のHDMIも合わせて切り替えられるものもありますが、私はHDMIはHDMI用の切替器を利用しています。
HDMI切替器のスイッチとUSB切替器のスイッチを近くに配置すれば、切り替えの際の手間も大きくないので、別々のものを使っていても苦にはなっていないです。
この商品の注意点としては、バスパワー(USBで電源を給電する方式)で動作するようなUSB機器を利用する場合は、電力不足になる可能性があります。
たとえば、外付けのDVDドライブなどが、バスパワーのUSB機器にあたります。そのような機器を利用する場合には、給電端子のあるUSB切替器を利用することとをおすすめします。
また、USB2.0なので、大きなファイルの読み書きをするようなデータ転送速度を重視する場合にも、注意が必要となります。
さいごに
テレワーク用PCとプライベート用PCが別々のものを使っている方、テレワーク環境を整える上でUSB切替器は大変有効なデバイスです。
毎回キーボードを差し替えている、マウスを2つ用意しているという方は、今すぐ導入をご検討していただきたいです。